※本記事にはアフィリエイト広告を含む。
少しでもお得にしたい。
クレジットカードの還元率を調べたり、証券口座を比較したりしていたとき、僕はそう考えていた。
同じお金を使うなら、ポイントが多くもらえたほうがいい。同じように投資信託を積み立てるなら、条件のいい証券会社を使ったほうがいい。
比較して、納得して、実際に手続きもした。
でも、今振り返ると、そのために使った時間がもったいなかったと思う。その時間で何かを学んだり、もっと早くブログを始めたりすることもできたはずだ。
お金には、可逆的な一面がある。一方で、時間は不可逆だ。
使ったお金を、また稼いで補える可能性はゼロではない。けれど、過ぎた時間を取り戻すことは絶対にできない。
その違いを、自分の失敗を通して考えるようになった。
使いやすかった楽天証券から、SBI証券へ
もともと、僕は楽天証券を使っていた。
画面が見やすかったし、普段から楽天カードも使っていた。自分にとって使いやすい組み合わせだった。
それでも、新NISAを利用している途中で、翌年からSBI証券に変えようと考えた。
きっかけは、ポイントだった。
楽天カードで投資信託を積み立てるときの還元条件が変わったことが気になっていた。比較する中で、三井住友カードでの積立還元や、SBI証券でオルカンを保有することで得られるポイントに魅力を感じた。
ここで書いているのは、乗り換えを検討した当時の経験。還元率や対象商品の条件は変わるため、現在の制度の比較ではない。
少しでも有利な条件にしたくて、三井住友カード ゴールド(NL)を発行した。証券会社を変更するための手続きも進めた。
ただ調べるだけではなく、実際に行動した。
ところが、僕はSBI証券の画面に慣れなかった。結局、楽天証券に戻ってきた。
比較して、手続きして、また戻ってきた
条件を調べる時間。カードを作る手間。証券会社を変更するための手続き。新しい画面の操作を覚えようとする時間。
そして、また楽天証券に戻るための手続き。
その一つひとつに、時間と気力を使っていた。
最初に使っていた楽天証券は、見やすくて、使い慣れていた。それも自分にとっては大切な価値だったのに、比較するときはポイントの条件ばかり見ていた。
もらえるポイントは数字で比べられる。
一方で、使いやすさや、手続きをしなくて済むことの価値は数字にしづらい。だからこそ、軽く扱ってしまったのだと思う。
結果的に戻ってきた今は、「最初のままでも、自分には十分だったのではないか」と感じている。
目的は、ポイントをもらうことだったのか
そもそも、僕が証券口座を使う目的は何だったのだろう。
NISAで投資信託を積み立てることだった。
ポイントは、その積み立てに付いてくるものだったはずだ。
それなのに、いつの間にか、少しでも多くポイントをもらうために比較し、手続きをすることへ意識が向いていた。
条件を調べることには意味がある。ポイントが多くもらえることもうれしい。
ただ、そのためにどれだけ時間を使うのか。使い慣れた仕組みを変える負担に、自分は納得できるのか。
そこまで考えられていなかった。
お得な方法を探すうちに、何を続けるための仕組みだったのかを見失っていたのだと思う。
お金は蓄え直せても、過ぎた時間は戻らない

使ったお金も、また働いて稼いだり、少しずつ蓄え直したりできる場合がある。
もちろん、簡単なことではない。取り戻すために時間も労力も必要になるし、必ず元に戻せるわけでもない。
それでも、お金には回復させられる一面がある。でも、過ぎた時間は戻せない。
証券会社や還元率を比較していた時間を、あとから学習やブログを書く時間に振り替えることはできない。
もっと早く始めればよかった、という後悔はある。
だから、これから何かを比較するときは、金額や還元率と一緒に、その判断に使う時間も考えたい。
さらに調べることで何が変わるのか。そのために使う時間で、ほかに何をしたかったのか。
そこまで含めて、自分にとって得なのかを考える必要があった。
80点を取れているなら、いったんそれでいい
今は、お金の管理は80点を取れていれば十分だと思っている。
この80点は、厳密な採点ではない。
自分に必要なことができて、費用や条件に納得していて、無理なく使い続けられる。そのくらいの意味だ。
そこまで整っているなら、いったん手を止めていい。
残りの20点を取るために調べ続けるより、その仕組みを使いながら、自分のやりたいことに時間を使いたい。
もちろん、大きな負担や不便があるなら見直せばいい。生活が変われば、合う仕組みも変わる。
一度決めたら、ずっと変えてはいけないという話でもない。
そのときの自分に十分かどうか。それを区切りにしたい。
調べた時間も、全部が無駄だったわけではない
ここまで後悔を書いてきたけれど、比較したことも、実際に手続きをしたことも、すべて無駄だったとは思わない。
自分のお金について考えるきっかけにはなったし、使いやすさも大切な条件なのだと分かった。
その経験を全部否定してしまったら、そこでも0か100かで考えることになる。
節約することにも、条件を比較することにも意味はある。ただ、十分なところまで整えたら、そこで続けてみてもいい。
僕の場合は、残りの数点を追いかけることに時間を使いすぎた。
これからは、もう少し学ぶことや、ブログを書くことに時間を使いたい。お金の管理を整えるのも、そのためだ。
80点を取れているなら、いったんそれでいい。浮いた時間を何に使いたかったのかを、忘れずにいたい。
道具を減らして手間を減らした経験は、トイレ掃除は2つで十分だったにも書いた。お金の管理も、暮らしの道具も、自分が続けやすい形を考えていきたい。
今の僕には、楽天証券と楽天カードが合っている
僕が楽天証券に戻った理由は、画面が見やすく、使い慣れていたから。普段から使っている楽天カードと組み合わせる形が、自分には合っていた。
これから証券口座やカードを選ぶ人には、僕が使っている楽天証券と楽天カードも候補として紹介したい。ポイントの条件だけでなく、画面の使いやすさや、普段使っているサービスとの相性も見て選んでほしい。
すでに今の仕組みに満足しているなら、無理に乗り換える必要はない。自分が納得して続けられるなら、それで十分だと思う。
以下の楽天カードへのリンクはアフィリエイト広告。リンクを経由した申込みなどの条件を満たすと、このブログに紹介料が入る。楽天証券へのリンクは通常の公式サイトリンク。
申込みを考える場合は、対象サービスの条件や費用、カードの支払方法を、それぞれの公式サイトで確認してほしい。

コメント